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笑って咲く花になろう

日々感じたことや趣味について書きます

民主主義がグローバリズムに反撃

今年もあとわずかになりましたね。

 

何かと振り返ってみたくなるこの時間、

 

今回は国際情勢に目を向けようと思います。

 

今年は何といっても、

 

イギリスのEU離脱「ブレクジット」とアメリカのトランプ大統領の当選でしょう。

 

両国とも影響力のある大国なので、世界中から注目されていました。

 

皆さんはそれぞれの結果に驚かれましたか?

 

報道では結果に対して、批判的な見方が多かったですね。

 

「イギリスは明らかに間違った選択をした」や、

 

「トランプが当選するなんてアメリカは病んでいる」など。 

 

本当にそうでしょうか?

 

私はそうは思いません。

 

これらの結果は、

 

「行き過ぎたグローバリズムに対する民主主義の反撃」だと思っています。

 

そもそもグローバリズムとは、ヒト・モノ・カネ(・情報)が、

 

国境を規制なく移動させることを良いものだとする考え方です。

 

確かに世界を輪にかけてビジネスを行う方々からすればグローバリズムは都合のいいものかもしれません。

 

例えばヒトの移動を自由化して移民を受け入れれば、彼らを低賃金労働者として雇用し、賃金を引き下げることができます。

 

しかし、

 

彼ら移民と賃金引き下げ競争にさらされる労働者からすれば非常に迷惑な話です。

 

労働者、つまり大多数の国民はヒトの移動の自由化で損をします。

 

同じ国にいながら、経営者(厳密にはその企業に投資しているグローバル投資家)は

 

得をして、労働者は損をする。

 

同じ国に住む人同士で分断が生じてしまうのです。

 

モノの移動の自由化はどうでしょう?

 

具体的には、輸出入の際に関税などの障壁をなくしていく動きを指します。

 

確かに高品質な工業製品などを生産する力を持つ日本からすれば、

 

モノの移動の自由化は輸出の際に有利になるため、

 

この動きを支持したくなるかもしれません。

 

ただ一方で貿易赤字国からすれば「関税」という為替レートと並ぶ

 

自国産業を守るための盾を失うことになるのです。

 

「そんなのその国の自己責任だ」と言う人もいるでしょう。

 

そんな方に1度聞いてみたいです。

 

「勝つ人は勝ち続ける。負ける人は負け続ける。負けた人は自己責任。」

 

そんな弱肉強食の世界が本当に幸せと言えますか?と。

 

ある国(厳密にはその国のグローバル企業)が一方的に勝ち続け、

 

ある国は負け続ける。

 

まさにドイツとギリシャですね。

 

両国に関しては共通通貨「ユーロ」も深く関わっていますが今回は割愛します。

 

イギリス国民はEUというグローバリズムの実験場の中で、

 

アメリカ国民はメキシコとの国際協定「NAFTA」の中で、

 

ヒトの移動の自由化を強制され、労働者の賃金は下がり続けています。

 

この流れを受けてイギリス・アメリカの両国民はグローバリズムに対して、

 

国民投票などの民主主義の力をもって反撃したんです!!

 

多くの人々が行き過ぎたグローバル化に辟易しているんですね。

 

私はそう考えています。

 

 

世界の流れは明らかに反グローバリズムに向かっています。

 

しかし奇妙なことに、

 

極東のある島国ではその流れに逆行した政策が進められてます。

 

移民受け入れの加速化、TPPの推進。

 

正に周回遅れのグローバリズムの追求ですね(^_^;)

 

普段「日本は海外より遅れている!」なんて言っている方々は

 

なぜこの反グローバリズムの流れについて何も言わないんですかね?

 

そう主張すると不利益があるから?

 

そもそも現在の潮流に気づいていないから?

 

さっぱりわかりませんが、

 

一人でも多くの人々が、

 

今年のブレクジット、トランプ氏の当選から、

 

反グローバリズムの流れを知って欲しいと強く思います。

 

ではまた2017年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

もっと更新を増やします笑