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笑って咲く花になろう

日々感じたことや趣味について書きます

デフレの処方箋

日本経済は1997年以降から現在に至るまで、

 

物価が継続的に下落する「デフレーション」に陥っています。

 

「物価が下がる?結構じゃないか。」

 

と考える人がいるかもしれません。

 

が、そんな単純なものではありません!

 

物価が下がるということは、それを売っている人の所得も下がるということです。

 

売る人の所得が下がるということは、その人が消費に回すお金が減るということ。

 

つまり、物価が下がると得するように見えても、

 

実はあなたが生産した製品の売り上げが落ちることになるのです。

 

いやー、デフレって恐ろしいですね…

 

さっさと脱却しなければなりませんね!

 

そのためにはどうするか…

 

答えは以外にも単純です!

 

誰かがしっかりとお金を使えばいいのです!!

 

誰かが消費したお金は、必ず誰かの所得になりますから。

 

他の人の所得が十分に増えるほど、誰かが消費をすればいいのです。

 

では、

 

個人、企業、政府のいずれの経済主体がお金を使えばいいのでしょうか?

 

「そんなの全部に決まっているだろ!」と

 

ツッコミを入れてくる人もいるかもしれませんが、

 

そうはいかないんです。

 

その理由はデフレという現象の本質をとらえることでわかると思います。

 

冒頭で、「デフレとは物価が継続的に下落すること」と書きました。

 

よく頭を使ってみて下さい。

 

「物価が下がる」ことの見方を変えると、

 

お金の価値が上がっているということではありませんか!!

 

つまりデフレとは、

 

「継続的にお金の価値が上がる」現象なのです。

 

だんだん誰がお金を使えばいいかわかってきましたね?

 

個人や企業は「ある程度」合理的に行動します。

 

デフレ経済下での合理的な行動とは、消費を減らすことです。

 

なぜなら、お金を使わずに持っているほうが価値が増すからです。

 

継続的にお金の価値が上がる以上、当たり前です。

 

したがって、

 

デフレから脱却できないのを個人消費の伸び悩みや企業の投資不足のせいにするのは

 

とんだお門違いであるわけです。

 

まあ、経済のことがわかっていないバカな政治家は

 

「個人や企業はお金を貯めこまず積極的に投資や消費に回すべきだ!」

 

なんて言いますが…

 

さてさて、もう答えはわかりましたね?

 

デフレ脱却に必要なのは政府の消費、すなわち「財政出動」です!!!

 

「政府も合理的に動くべきではないのか?」と感じる人ももちろんいると思います。

 

確かに「際限りなく国債を発行し、お金を使え!」とは言いません。

 

ですが、政府の存在意義を改めて考えてみて下さい!

 

政府とは「経世済民」のためにあるのです。

 

いわゆる「国の借金」による財政問題とやらに足をとられ、国債発行額を抑制し、

 

財政出動の規模が縮小してしまう。

 

そしていつまでたってもデフレから脱却できず、

 

私たちの所得が減り続ける…

 

これでは政府が存在する意味がないでしょう!!

 

(そもそも国債発行額の100%が自国通貨建ての日本政府が財政破綻などするわけがない

ですが、それはとりあえずおいておきましょう)

 

以上の内容がわかれば、

 

日本がバブル崩壊後、デフレの沼に突っ込み、

 

抜け出せれていない理由がわかると思います。

 

例えば、橋本龍太郎内閣の不況下での消費増税と緊縮財政。

 

小泉純一郎内閣の構造改革国債発行抑制政策。

 

民主党政権下での、公共事業バッシングに代表される「コンクリートから人へ」政策。

 

第2次安倍政権下(現在)の民主党を上回る緊縮財政。

 

同じことを何度繰り返せば気が済むのでしょうか?

 

因みに上記の間にあった小渕・麻生内閣は財政拡大路線でした。

 

デフレになり、もう20年です。

 

そろそろ財政出動を「無駄だ!無駄だ!」と

 

ステレオタイプにバッシングするのをやめましょうよ。

 

あなたが変われば、少し世の中も変わっていきます!

 

筆者は今年に入り、安倍政権が財政拡大に向かっていることを

 

素直にうれしく思っています!!

 

ではまた。